一般財団法人「北海道交通安全協会」は、北海道の交通事故を防止するため、交通マナーの普及および交通安全意識の高揚を図り「安全で安心な交通社会」の実現を目指して設立された民間団体です。
その活動は、各種事業で得た収益をもって、各地区の交通安全協会や関係機関・団体等と密接な連携を取りながら、交通安全広報、交通安全教育活動をはじめとする交通安全活動全般を通じて社会貢献に努めるものです。
道内には、当協会のほか、独立して方面交通安全協会(札幌・函館・旭川・釧路・北見)及び各警察署管轄区域単位(一部を除く)に地区交通安全協会(70協会)があり、それぞれが主体的に交通安全事業や運動を行っています。
当協会とは、目的や事業内容が一致するため、互いに連携と協力関係を保持しながら有機的な交通安全活動を展開しています。
北海道交通安全活動推進センターは、道路交通法第108条の31 第1項にもとづき、北海道公安委員会の指定を受けて、道路における交通の安全と円滑に寄与することを目的に次のような活動を行っています。
適正な交通の方法、交通事故防止、その他交通安全に関する広報および啓発活動を行っています。
駐車・交通規制等についての広報・啓発
道路における駐車、交通規制、道路使用に関する広報活動および適正な駐車や道路使用を図るための啓発活動を行っています。
交通の安全と円滑に資するための民間の自主的・組織的交通安全活動を支援しています。
駐車、交通規制、道路使用に関する照会やご相談に応じています。
交通事故相談所(011-737-8703)において、交通事故に関する困りごとなどのご相談をお受けします。
地域交通安全活動推進委員に対する研修および推進委員協議会事務の連絡調整や任務遂行のための支援を行っています。
警察署長の委託を受けて、道路使用許可等に関し道路、交通の状況や工作物等の設置状況の調査を実施しています。
交通安全のために交通安全教材等の物品を有償販売しています。
詳しくは「交通安全レンタル&ショップ」のページをご覧下さい。
北海道交通安全協会は、交通関係業者が交通の安全と業界の発展を目的として、昭和3年11月に「北海道自動車協会」として創設されたのが始まりとなります。
その後、モータリーゼーションの発達や交通情勢の変化に対応して昭和17年に「北海道交通協会」、昭和22年に「北海道交通安全協会」と名称の変遷を重ねた後、北海道知事の許可を受け、昭和30年
12月に「財団法人 北海道交通安全協会」として設立しました。
現在は、平成25年の公益法人制度改革に伴い、財団法人から「一般財団法人」に法人格を変更し、より道民に近い立場から交通の安全と円滑を実現すべく活動を展開しています。
また、平成10年4月の道路交通法の一部改正を受けて、北海道公安委員会から「北海道交通安全活動推進センター」の指定を受け、その活動を行っています。